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インバウンドの拡大を目的に日本政府観光局が企画した今回の体験ツアーには、アメリカやメキシコなど5ヵ国から旅行会社の関係者が八幡平市の安比高原を訪れました。
参加した会社では訪日1回あたりの消費額が100万円以上になる旅行者をターゲットとしたいわゆる高付加価値の旅行商品を取り扱っていて、18日は地元の観光関連会社が八幡平の魅力をPRしました。
参加者は雪上を歩く道具スノーシューで巡るツアーを体験し、一面が銀世界の森の中を歩きました。
雪に残されたリスの足跡を見つけたり、肥料用の袋をそり代わりに斜面を滑り降りたりして豊かな自然を満喫していました。
カナダからの参加者
「素晴らしいプログラムで私自身もすごく楽しんだし、旅行客も楽しめると思った」
カタールからの参加者
「カタールは中東にあり砂漠地帯。雪が降るところもあるがスキー場は無い。スノーシュー体験はとてもすてきで簡単なので、子どもでもできると思う」
観光庁では富裕層のインバウンドを呼び込むモデル観光地として「八幡平及び周辺地域」など全国14地域を選定しています。
地元の会社では今回の視察に手ごたえを感じた様子でした。
八幡平DMO 寺田匡宏社長
「雪質という点では安比高原・八幡平は(全国に)引けを取らない。それは皆さんきょうまさに体験してもらったと思っている。大変魅力的なものがこの八幡平にはたくさんある。それをきちんとプログラムという形で私たちがデザインすることが必要なので、まずは自分たちの底上げをしたい」
安比高原でレジャー施設を運営する岩手ホテルアンドリゾートでは、ぜいたくなリゾートホテルの魅力も発信しインバウンドの誘客につなげたいとしています。
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